種族に
キングサポートを持つモンスター。それ以外は通常モンスターと一切変わらない。ちなみに、キングサポート種族は緑字でカードに書かれる。
しかし、「キングサポートを持つ」ことがメリットとして換算されているため、キングサポートモンスターは同サイズの通常モンスターよりパワーが500〜1000ほど低い。しかも「サポート」のイメージからか、
サイズ2〜4の小〜中型モンスターが大半を占めるのでなおさらパワーの低さが目立っていた。
そのため「パワーが低くバトルに勝てない」ので上書きされにくい
勝地?に行くことができず、大抵は
墓地?に置かれてしまうのだが、そうすると今度は
「墓地の一番上で固定しないとキングモンスターが召喚出来ないので、次のコールフェイズまで呪文やトラップを発動出来ない」という、根本的な問題を抱えていた。
さらに「サポート」という特性上
効果?も基本的に尖っておらず、汎用カードを嫌う豆腐氏によって製作されたまともなキングサポートは高サイズに物を言わせた
陰暦 月照?と
魔導召喚少女 ロゼッタ程度だった。
*1この問題が長らくキングモンスターが活躍できない理由の一つとして存在しており
*2、キングサポートの出番はほとんどなかった。
一番の問題は、肝心のキングモンスターに
グリフォンという最強クラスのサポートカードが存在したことであり、キングデッキを組む際にすらそちらに出番を取られキングサポートは採用されづらかった。
しかし、第3期〜新章にかけて状況は一変。
智将 ダルマ?、
凱蟲 カブトなど、キングサポートの弱点を克服するものや、
エビルバー・ネスト?など、単体でも超強力なものが続々と登場。
龍召手の仕様変更によってドラゴサイズモンスターが弱体化したこともあり、キングモンスターの立場を上げることに成功した。
過去のキングサポートの居場所が完全に消えたともいえるが・・・
なお、キングサポートは効果ではなく種族なので、
太古の従者バニー?など他に効果を持たないキングサポートモンスターは
バニラ扱いとなり、バニラサポートを受けられる。
また、キングサポートを種族に持てばキングモンスターだろうがドラゴサイズモンスターだろうがキングサポートモンスターという区分にも入る。
下記の一覧では、一般モンスター以外は括弧の中に分類を表示する。例:モンスター名(キング)
キングサポートモンスター一覧
上述の通り「種族にキングサポートを持つモンスター」という区分であり、数はそこまで多くない。
サイズ0
未登場。その名の通りサポートカードであるキングサポートモンスターを作るうえでは、効果偏重で自らが目立つサイズ0のカードを考えるのは難しいのだろう。
サイズ1
未登場。そもそもサイズ1の一般モンスター自体が少ない。
サイズ2
少数存在するが、もれなくスペックは悲惨。そもそもサイズ2のモンスターはよほど能力が良くないと採用されないので、低サイズ低パワーである
バニラ/
準バニラ?のキングサポートを使う理由はない。
サイズ3
サイズ4
キングサポートモンスターが数多く存在するサイズ2〜4帯の中で最高サイズであるサイズ4のモンスターは質が高く、コスト論を上回る
太古の従者バニー?や
デビル?など、優秀なものが多くいる。
サイズ5
通常モンスターにはそれなりのスペックのものが多数存在するサイズ5だが、小型が多い傾向があるキングサポートモンスターは少ない。
サイズ6
大型モンスターに分類され、キングモンスターも普通に存在するサイズなのでキングサポートモンスターの数はかなり少ない。しかしスペックは軒並み高く、特に
魔導召喚少女 ロゼッタは壊れカードとしても名高かった。
サイズ7
サイズ6と同様、少数ながら良質なモンスターが存在する。特に現在キングサポートモンスター最強とも呼ばれる
陰暦 月照?は有用。
サイズ8以上
このあたりのサイズになると、通常モンスターのキングサポートは存在しない。一方でキングモンスターやドラゴサイズモンスター、ネクストモンスターなどで種族にキングサポートを持つものが少数いる。