現在のKPPに多大な影響を与えた人物。KPPのインフレ地獄に終止符を打ったのは民間人A氏その人である。
高校3年生の頃、プログラミングスクールでKPPの電子版を開発するため通っていた豆腐氏と知り合う。休み時間などにKPPの存在とルールを聞き、豆腐氏が持っていたカードを適当に2分割して戦うという
雑な対戦を行うことになる。
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元々デュエル・マスターズのプレイヤーであり、しかも強力で派手なカードを一切使わない
変人珍しいプレイスタイルの持ち主であった民間人A氏はインフレを極めたKPPのカードたちに驚愕し、ゲーム性に疑問を呈した。
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豆腐氏とは学校が異なり、プログラミングスクールには他にプレイヤーもいなかったため、しばらくはカードのアイディアを提供するのみで、深く関わってはいなかった。
その後、KPPのDiscordサーバーに加入すると同時に運営に関わるようになる。しかし、民間人A氏がサーバーに加入した当時の環境は、一度カードプールをリセットした後に再び
豆腐氏が暴走していたインフレが起こっていた時代であり、
サイバー・セキュリティ・フェイズ?の真っ只中であった。
民間人A氏は豆腐氏からオリジナルカードの開発/使用権限を与えられたが、上述の通り、強すぎるカードを嫌う民間人A氏は「オリジナルカードなのに公式カードより堅実なスペック」のカードばかりを制作した。
また、種族や属性のシナジーなどが皆無だった当時のKPPにおいて、民間人A氏はオリジナルカード同士で種族シナジーを持たせるなどスタンダードなカードを作っていた。
公式よりオリカが常識的とはこれいかに。
当時冷遇されまくっていた汎用カードとは比べ物にならないほど使い勝手は良かったが、勿論そんなスペックで環境に太刀打ちできるはずもなく、豆腐氏との対戦では毎試合のようにボコボコにされていた。
それに加えKPPのDiscordサーバーが過疎を極めていたこともあり、この環境に危機感を覚えた民間人A氏は豆腐氏にサイバー・セキュリティ・ドラゴンの弱体化及び猛威を振るっていたドラゴサイズをシステムごと弱体化することを要請した。ゴネる豆腐氏をどうにか説得し、環境の大幅な調整を行った。
その結果、サイバー・セキュリティ・フェイズはようやく終焉。ドラゴサイズおよび対抗手段であったアダプション・サモンの弱体化により、環境は再び多様化した。
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さらに何故壊れカードの調整が難航したかを調査した。その結果、「環境の根底を支えるべき汎用カードのスペックが低すぎるせいで、環境が尖ったカード同士の危険なバランスで成り立っていたため、1つを弱体化すると別勢力が支配する」という大問題が発覚した。これを解決するために、汎用性が高い、デッキの潤滑油となるカードを豆腐氏に
無理矢理作成させ、今後環境が根本から崩壊しないよう対処した。
しかし、サイバー・セキュリティ・ドラゴンを規制したものの、KPPは既に全体的なインフレに陥っており、「相性が悪いとほぼ負け」「事故った瞬間に負け確定」という状態自体は改善されなかった。環境は多様化こそしたものの、「構築段階で勝敗がほぼ決まり、後は事故るかどうか」という一種のジャンケン状態であり、プレイヤーはほとんど増えなかった。潤滑油となるカードの作成も
砕足罠?の完成以降は遅々として進まず、民間人A氏自身もKPPに魅力を見いだせなくなっていった。
そして
新章第2期?、豆腐氏にKPPの対戦を申し込まれた民間人A氏はその部分を
アンチコメントのごとく酷評した厳しく指摘した。当時の環境に存在する切り札モンスターのパワーを軒並み切り下げるデノミネーションを決行させ、「小型モンスターと切り札が対面した瞬間に試合が終わる」状態を解消した。さらに
ドライブ・レイン?などの潤滑油カードを大量に生産させると同時に、毎日少数の新規カードを発表する形式を取りやめさせ、定期的にまとめて発表する形式に変更することで、環境の動向に対処しやすくさせるなど、大規模な改革を行った。
その後もオリジナルカードを制作する一方で、豆腐氏が開発したカードをリリース前に確認・調整および誤字や脱字の訂正を行う役目も担い、環境の崩壊を防いでいる。