豆腐氏は寮制の中学校に進学した。寮にはカードゲームや電子機器などの持ち込みができなかったため、遊びたい盛りの豆腐氏はゲームを渇望していた。
ある時、学習時間に熱を出し、居室で休んでいた豆腐氏はベットの上でマンガの原稿用紙からカードの台紙を生み出す。
すぐにゲームをしたかったので、少ないカードで遊べるルールとしてBattleCardsのルールをそのまま流用する。
コンセプトに「トランプ」を置き、競技性を重視した。結果として、カード作成やデッキの構築に厳重なルールを設ける事となる。
先ず、カードはアタッカー(
パワー*6を増強する効果)、フェンリル(相手のPPを減少させる)などの種族ごとに特定の効果のみを持たせ、必ず同種族Lv1〜Lv5・キングサポートとキングの7種類7枚で構築したデッキを用意。それぞれのデッキが同等の強さを持った状態で存在し、デュエル前にくじ引きによって使用できる種族が2つ決定されるというシステムを採用した。完全なる頭脳戦が展開される。
次々に開発される新種族、予想もしない逆転コンボなど、あまりの面白さに本来カードゲームなどをしない層もKPP Originを遊び始め、競技性に特化したKPP Originは絶頂期を迎える。